日常

音は浮かべど指は動かず

今日は脳の原稿を書いていた。まだ完成ではない。まだ生きてない。もっと面白くなるはず。でももう、くたびれたので休憩してここに書きに来た。

自分は何がしたい? 自分はどういう状態になりたい? なにが欲しい?
そういうものが思いつかないなぁと、ぽかんと思う。
たとえばそろそろ夕飯を考える時間なのだけど、なにかが食べたいぞ、きぃぃっ!っていうような意欲がないのでなにを作りたいかがよくわからない。野菜室を見て、早めに使ったほうがよいものを使うことにしよう(それでいい)。

手に入れたいものにこだわることを執着というなら、それがそぎ落とされてきた感あり。
それでいい。両手をぱーんと開いて、体を表に向けて、心の中はからっぽで。

もっとギターが上手なら良かったなと思う。音は浮かべど、指が動かず。指が心と同期すれば、けだるい音が生まれそう。やる気が出ないながらも、ぽちぽちと弦に触れることは続ける。

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