今日は「家計簿」の取材にさきだって質問項目を作っていて、さっきお送りしたところ。
盛り上がらなかった場合の代替Q案として
「家計簿をぜひ使うべき人はどんな人ですか?」というのを作り、想定回答を書いてみたら
全部自分だったよ!
・毎月の収支を把握していない人
・値引きシールを見るとつい買ってしまい、結果的に支出が増えている人
・やりたいこと、欲しいものがあるけどなんとなく諦めている人
・お金のことを考えるととにかく不安なので考えたくない人
仕事で「マネーとスポーツはできません」と言ってきたけど、
家計簿は、まあスレスレのネタ。
貯金はないし、収入も下降線だし、でも質問項目を作っていると
「お金の考え方は、やりたいことをあきらめる、につながっている」ことを知る。
いろんなことを「拒否」ではなく、
「そうだったなぁ」と受け入れるようになっている。
この3年間ぐらい、窓も扉も閉じていた。
古典や哲学のような「名作」を求め、「定番」を軽んじ、
雑多なものを認めていなかったなと思う。
自分がぐらぐらだから、帰依するものを求めてたんじゃない?
絶対裏切られないもの、絶対尊敬させてくれるもの。――そんなものないよ。
友だちが「これからは、いろんな人に会いたい」って言っていたなぁ。
私もそう思う。
いろんな人に会って、雑多なことを聞いてみたい。
雑多で、薄味で、たまごボーロみたいに懐かしいもの、この世界。