日常 - 読んだ本

魔王の言葉

ここに書くことが見付からない。
ぽかーんとしている。

一回死んで、生き返って、世界を見ているような気持ち、っていうのが近い。

取材アポが決まるのを待っていたり、新しい案件が発生するのか、ゼロになるのか連絡を待っている。

空いた余白で、暇なときの自分の状態を観察してる。

こういう時間が与えられてよかった。何もない時間、普段と物事が違って見える。

今日は「こころの処方箋」河合隼雄
を読んでいた。
東畑開人さんにお話を伺ったとき
「河合隼雄は、魔王だ」って仰ってた。
この本を読むと魔王という言葉に納得。

そのものに触れず目に見えないものに目を凝らしている。
気楽なおしゃべりのようでいて
つるつると表面を滑らない。
寓話的で、いろいろなことに応用できて、
なんか楽になってくる。
私も、目を凝らそうって思える。

2 Comments on “魔王の言葉

  1. ぽかーん時間 も大事だね。
    そういう時に感じることって、普段忙しい時には感じられなかったりするから。

    自分がそうでありたい と思うような生き方って
    なかなかに難しくって、それでもその中にもなんやかんやあって
    日々日々過ぎていく中で、積み重なっていくことがあるような。

    私も少しほげーっとしてるかな。笑
    これから忙しそうだけど、まぁ何でも やれば終わる の精神で進んでいこうと思います。

  2. umiさん ほんとうに、そう。心に余裕があるときに感じる不安とか、余裕があってこそ対処できること、考えとか発見がすごくある。

    umiさんのいうとおり、目指すものがあるほうがかえって情報が多すぎて脚がこんがらがったり、自分の歩みを認められなかったりして。

    今日ね、締めきりを片付けてしまって、手が空いて。本を読んでる、しかも仕事の資料としてなのに、後ろめたくて、なんでこんなそわそわするんだろう、たぶんこの家にひとりなら、ギター弾いたり寝転んでだらだらしたりするはずだって思い至って、ひましていること、お金が儲かんないことが後ろめたいと思っているはず。でも本当? 家族は漫画読んで楽しそうにしてるし、私がだらだらしても何も言わないよな、って思ったら、読書に集中しようって思えた。

    だからumiさんのブログ読んで、あ、そういうことだよね。なにか引っかかりを見つけて、感じ取って見るのがいいんだなって思った。

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