仕事のなかで一番苦手なことがわかった。音声起こしだ。
今朝はきのうの夜の取材の音声起こしをしてる。自分の質問をしているときの声を聞くのが嫌で、たびたびPCで音声を止めて逃げてしまう。読みかけの本を読んで、またはじめる。また逃げるの繰り返し。
この作業が終われば、あとは情報をどうつなげて流れを作るか、という作業に入ることができる。
音声おこしの作業は苦手なひとの文章を読んでいるのと似ている。書き手の思惑が透けて見える。その思惑は自分にも覚えがあるから苦しくなるのだろう。かーっと頭が熱くなる感じ。
太刀打ちが難しいように感じる相手を前にすると私は固まってしまう。下準備しておいても、うまく言葉が出てこなくて片言になる。それは相手とのやりとりにこだわるからだろう。バカにされたくない、相手が話していることにうまく切り込んでいきたいと足掻いている。そのなかで一番強い気持ちは「怒られたくない」かもしれない。
そうではなくこれがかたちになったときに面白いものになるという目的を見ればいいのに。
身構えるのは、否定されてかたまった自分の記憶とシンクロするから。そういった場面では感覚を遮断して表情も消して時間が経つのを待つだけ、というのが決まり切った対処法だった。あまりにも長い間その相手と対峙しなくてはいけなかったし、頻度も多かったから、体が覚えた対処のルーティン。でも、仕事では自分が黙ってしまうと当然仕事にならないから、自分が場を動かす主動の役割をしないといけない。だからこんなにちぐはぐになる。面白いんだよね、相手の先生は優しいの。私のことを評価もしてくれるの。うまいですね、と言ってくれるのに。そういうことが意味を持たないくらい自分の反応が強い。そして同席している誰もそんなこと気づきもしていないだろう。
苦手な相手だといつもこうなるんだよね、仕方ない、と受け入れるか。
いつかそんな相手に対してでも、力を抜いて話せるよ、と希望を捨てないのか。
二つのうちどちらかを選べるわけじゃない。こうして積み残した課題を持ちながらやっていくしかないね。
失敗したっていいじゃない。それに、なんとかするでしょ? と内側の声がする。
なんて不器用な己。器用になりたいんだろうな。器用に見える人が羨ましい。でも私もいつも不器用なわけじゃない。
たぶんこれは時間をじっくりとかけて見ていくべきことなんだろうし、一滴の液体を落としただけでがらりと色が変わるような単純なことではないんだろう。むしろ単純に片付くと思うことのほうが罪深い。自分の内側にいるあの子は「無視しないで」と震えるだろう。時間をかけるべきものなんだな、ぐらいで放っておこうかなと思う。
さあ深呼吸してまた作業に戻ろう。そしておさぼりの時間も満喫しよう。読書したい!
んーーーーーーーーーーーーー!!!
わかるわかる!
もうね、めっちゃ話したいよ、マジで。笑
これは次の うみのたまご に書きまする。(多分)
「失敗したっていいじゃない。それに、なんとかするでしょ?」
これ!この考え方、大事だよね〜
そうなのよ、なんとかするのよ、私たち。
だからね、大丈夫なのよ。
別に最速の最短をいっつも狙ってる訳じゃないし
誰からも羨ましがられる超素敵なキラキラを狙ってるわけじゃない。
泥臭かろうが、なんだろうが、結局やるのよ、そしてやれるの。
なんとかすんのよ、結局ね。
だから必要以上に不安がったり、恐れなくていい。
そう思って進んでる。翠雨さんも私も。
あ。
長くなるからまた改めて。
今、例の場所にて書いてるので。(う のところね。笑)
Umiさん ありがとうね。実はこう書いておきつつ今日は沈んでいたのでそう言ってくれて沁みたー!
うみのたまごも楽しみにしてるね。
そうかー 今日は沈んでたかー
もっと早くに書けば良かったなぁ〜
きっと今は寝てるかな?
もうね、急激にドタバタしてきた!
しっちゃかめっちゃかしてるんだろな
って思って、笑ってて。
新しい日はまた新しい日だから
気持ちの良いことを一個でも見つけて
笑っとこ!
きのうは早寝したよ。きのうも。最近ちょー早寝。
新しい一日。またあしたも、そのつぎも。
そう思うと、いまが愛おしくなってくる。すてきな言葉をありがとう。