今日はこぐまといっしょに朝イチコメダDayだった。開店直後なのでいつもと同じ自習室みたいなカウンター席に座る。いつもと同じモーニングセット。きのう話していて、相当に煮詰まっている感じだった。店まで20分歩くなかで「すっきりしてきた……」と言ってた。
思い込みが強い、とか、完全を求めてしまう、とかそういった話してると「自分だってそうじゃん」と思うことばかりだ。それでも歩いているうちに気持ちは変わるもんだってことを経験して、「本当にそうなんだな」って、疑り深い自分にお知らせしていくに尽きるのかな。
今日は仕事をしようと思っていたけど森博嗣さんの本を持ってきて、いちから読み直してちょうど1冊読めたところで帰ってきた。
なんというか自分の愚かしさがしみじみとあぶり出される本だった。
2010年に書かれた本だけどそのときの出版業界の末路ぶりが今も変わっていない。
2010年、確かにそのころ、私も出版業界やばいなと思っていたけど、13年間なにも手を打たずに来たと思う。もう電車で文庫本を読んでいる人もほぼいないし雑誌を読む人なんて皆無だ。
自分が本を好きなことと、お客さんがいなくなっているという事実は別の話だ。目が覚めた。
そうはいっても、出版業界がどうあれ私はそのときそのときでやってきたんだからまあいっか。私に時代の予測はできないしね……。できたとして、やることはさして変わらなそうだ。一つ言えるのは、もっと広い景色を見るよう努めたほうがいいんだろうな、ということ。なんだそういうことか。
明晰な人の本を読むと、呆然としたあと落ち込む。取材でもそう。こういうタイプの人は苦手で、かつ憧れている。
ただただ浮かれて楽しく毎日ハッピー
みたいな感じで生きていけるわけじゃ無いし
それはそれで、それでいいのかと問われれば
違うような気もして
それでも
辛い気持ちの人が多いなぁ という印象を受けると
一体どのくらいで生きられたのなら人はちょうどいいのだろう?と
漠然と思う。
今は脳よりも身体を動かしたいのが今の私なので
薄目で見ておくことにしよう。笑
ちゃんと自分の 生きる と向かい合った時に
周りの声とか雑念とかそういうのを抜きにして
シンプルに良い方法 を選びたい。
相方の件があって以来、このことが私の重要事項。
そしてそれが1番健全と思うよ。
umiさん
いつもありがとう。お返事代わりに投稿してみました。