日常

ふしぎな街、よる。

西荻ってこんな雰囲気だったっけ?
プリベット通りみたいな街灯がともり、
乾いた風がひゅうと吹く。
お店のなかでさわさわ動く店員さんの動きは
古びた絵本みたい。

仏さまのご飯ぽくちんまり盛られた品々を味わって
おしゃべりはいつまでたっても地に足がつかなくて笑い転げて
お皿の料理がなくなって
ドアを開けたら死後だったりして、と楽しみになる

ふしぎな夜だった。

きのうは大学に近いところのワークスペースで執筆して、夜は西荻で、なんだか東京に出てきたころの自分と今の自分とどっちでもない自分がこんがらがった。

2 Comments on “ふしぎな街、よる。

  1. 西荻、懐かしいなぁ
    東京時代は品川→吉祥寺近く だったので、西荻は馴染み。
    西荻って村みたいな感じがあって
    ちょっと東京の中でも異質。好きな町のひとつ。

    美味しそうな食物。
    なんかぬるい風を感じる。
    いいなぁ〜東京。笑

  2. umiさんも吉祥寺だったんだね。こんど吉祥寺の話をしよう。私は東町、本町の2カ所に住んでて、そのあと三鷹台だった。
    西荻、村みたいな感じ・・・あるね。
    だからこそ自分はここに暮らすことがイメージできなかった。
    心地よい疎外感というか。
    埋め立て地に長く住んでいるから、人間の匂いがちゃんとする土地が懐かしいような、異国のような感じだったよ。

    こういう東京はいいよね。夜の空いている東京。

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