なにかの話の流れで、「子どもの頃いつも喧嘩して帰ってくることになるのに二人で近所にバドミントンしにいってた」みたいな話になった。姉は「いじめた側は忘れているんよな。でも私、覚えていることあるよ。蟻食べさせたことと、お母さんのくるみのキーホルダーをペンチで割ってその中身を食べさせたこと」といって笑った。「当時わたしは勉強しか楽しみがなかった。いい子を演じていて学校でも優等生といわれて。そこでたまったものを○○たった一人にぶつけてたんやろな」と笑う。それ笑うこと?なのに私は「ひど。なにそれ」と言っただけだった。
夜になり「○○は抵抗したもんな。私はお父さんに愛される道を選んだ」と姉は言った。誇らしげに見えた。
どの話題も、決して悔やんでいないしごめんねとも思っていない、自分のストーリーだけをなぞっているんだなと思った。
私は姉の書く文章が読めない。とても気持ちが悪くて具合が悪くなるからだ。そういう文章、手紙やメモが実家のリビングには貼られている。
「○○ってHSP?繊細やからな」とも言われた。それが悪いことであるかのように。
ひとつひとつ、おぞましいなと思った。でも、その場では笑って流している。反論しても絡め取られて笑い話になっていく。そうしてずっと私はコントロール欲を満たす材料になっていたんだろうな。
わざわざ相手を揺さぶる気持ちはなく、本当に距離をおきたいと思った。完璧にそうすることはできないしなにかあったら関わらないといけないけど、本気で気を付けなければいけない相手だということは心底自覚した。
今日のメモ。
私はここにたどり着けてよかった。大丈夫、ここで生きていくんだから。
ちょっと意味が分からなくて呆然とした。
全く頭に入って来なくて、何度も読み返した。
は?
何お前?
可哀想な人だな。
その歳までそうやって生きてきて、いろんな意味で大丈夫?
と言いたい。
どうであっても距離を置いていい。
私ならもうかなりの距離をあける。
なんならスマホの番号すら削除する。
本当によく頑張った。
もう我慢しなくていい。
言い返せないなら無視すればいいけど
絶交する気で言い返してもいい。淡々と。
「それを言われて私が不快な気持ちになることは想像できないの?」って。
本当に笑うとこじゃない。怖い。おぞましい。悪魔か。
私が言ってやりたい。
こてんぱんに言ってやりたい。
本当に頑張ったね。
もうぎゅぅーーーーーーってしてあげたい。
ごめーん。
ちょっと感情的になり過ぎた。
私はこういうところは 大人になりきれない。
umiさん
感情的になってくれることが私にとってはたまらなくうれしいことだよ。本当にありがとう。
「絶交する気で言い返してもいい」という言葉に、その覚悟のない甘さが、私の隙なんだろうなと思った。
ぼやかしてきたことに向き合って、いつかその瞬間がきたときに淡々と言えるようにすることがこれからの日々のトレーニングになるんだなと思った。
まだ、正面から向き合えないけど、そのための力を蓄えていくね。
やっぱり、今の自分でその空気を体感できてよかったと思ったよ。いつも受け止めてくれてありがとう。