日常 - 記憶

悩みと階段

今週のしいたけ占い、射手座のところでこんなことが書かれていた。

「ちょっと変な話をしたいのですが、悩みって、マンションのように「階」があったりします。たとえば、「これから先、私はどう生きていったら良いのか」の悩みって、マンションの階数で言うと、22階とか、高層に位置していたりするんですよね。その悩みや考えの階数をどんどん下に下げていくと、たとえば、1階にある私の悩みは「私は週に一回、何を食べたら幸せを感じるのか」とか、「基礎的だけど大事な自分のルール」にあたっていったりもします」

なるほど。

悩みの階数。階数を下げていく思考。

自分は、高層階のことを考えなくなってる。1階にあるものを見つめて、なるべく実践して、静かにしてる。冬眠グマのように。

でもまた体力、思考力が戻ってきて、再び元気になっちまったら、高層階を見あげはじめるんだろう。

そのときに何を妄想するのだろう。なんとなくだけど「業」のような切り離せないものが絡んできそうだ。そのときに、「こうしたい、こうありたい」と「守っていきたい1階部分の大事な基礎」が矛盾していると、いつまでも同じ場所をぐるぐるして、これまでと同種の経験を繰り返すように思う。だから、「こうしたい、こうありたい」をただ頷いて認めるのではなく、ばっさり斬り捨てることも必要かもと思う。そうすれば、「叶わないもの」に直面したときに、なんとも思わない。叶えたいとはもはや思っていないからだ。そんなことを思った。そもそも「業」は過去の経験に影響されている。もうその過去って、遠いじゃん。冷静に感じられると業も形を変える。

1階部分を肥やしてくと、ゆったり笑える。1階平屋建ての一生。これまで想像していなかった家の像を浮かべる。そこには日向で干されたお布団があるんだよ。

2 Comments on “悩みと階段

  1. なるほどなぁ

    結局人間て 自分が思っていること しか、形にならなくて。
    正確には カタチになる可能性があるのはそれでしかなくて。

    だからどんどん固めて積み上げちゃうとあらぬ方向に行く。
    でも これはどうかな? こういう可能性はありかな?と
    考えてみることは必要。絶対に。

    やっと もやもや街道 を抜けました。
    ご心配をおかけしました。ありがとね。
    だいぶスッキリしてきたよ。

    これからお昼ご飯。
    今日ははじめて漆喰にチャレンジしたよ。
    漆喰は臭いと聞いていたけど、私たちには全然平気な匂いで。
    あいも変わらず世の中は大袈裟な人が多いなと思う日々。

    またね。

  2. umiさん

    読んでくれてありがとう。
    そうね、クセのようなものがどうしてもあっていつしか惰性になっていることもあるから、立ち止まる、その正体を見てみるっていうことをするのも面白いだろうと思ってる。
    「なんかこういうこと続くな」って感じるときに、流されずにやってみる。

    もやもや街道、腹決めて居座ってみると、次に進み始めたときに景色が変わったりするんだよなって思ってたよ。
    悩むことは怖いことではないものね。

    うちはお好み焼きだった!

    漆喰、どんな匂いなんだろう・・・
    自然から作られたものだから、きっと嗅ぎ分ければいろんないい匂いが潜んでいそう。
    それを嗅ぐことができるのが君たちってことだよきっと。

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