日常

星たち

帰り道に電車の車窓から遠くにちらちら見える東京スカイツリーを見ながら、
ぼんやり考えていた。

人は星

みたいなこと。
すごく近い場所にいると思う人も、たまたま隣り合ってつり革をつかんでいる人も星みたいに散らばっている。
平面に広がっているように見えるけど、すごい奥行きで、触れられない場所にいる。
自分の想像など及ばないような感じ方をしている。
ほんのひとときすれ違い、話をする。
笑って、それぞれがちょっと光る。
固定したいと思うことすら叶わない、星たち。

9 Comments on “星たち

  1. ああ、こういう感覚ってあったなぁ〜知ってるなぁ〜
    そして私は結構この感覚が好きだなぁ〜
    って思いながら読んだよ。

    最近自分がいる今の状況には無い感じ方や感覚を
    自分以外の誰かの気付きで物語ってくれているものを読むと
    ふっと 今の自分では無い場所 に心を同期させることができて
    心に違う風が吹いたりしてありがたい。

    言ってる意味、わかる?笑

    全く知らないんじゃなくて、今の私には得られないもの。
    でもそれを過去には感じているから知っている。
    そしてそれは私の好きなものである。

    ということ。

    そういうの、面白いなぁーって思う。
    少しさみしくて、少し羨ましくて、少し懐かしくって、少し願望として残る。

    その星ひとつひとつがやさしい気持ちで穏やかであるといい。
    ひとつひとつが集まって集合でこの世だから
    ささくれた自分は誰かには影響を及ぼして、その誰かはまた別の誰かを傷つける。
    そうならないように、嫌な連鎖は極力自分が大きな気持ちで流せたらいいと
    昨日コンビニで思ったよ。

    レジのおばちゃんが混んでてテンパって、私が間違えてしまったタバコを隣のレジに投げつけた。
    「レジ込んじゃってやってられないからそっちでやって!」って。
    ま、分かるけども。間違えてごめん、だけれども、その態度はないよねって。
    そこの店主は私に ごめんね って言ってくれたけど、後味はわるいわな。
    ああ、こういうのって、私じゃなくて、今、もっと哀しい気持ちの人にだったら
    それはキツイよねって。そういうのって小さなことだけど、人生や毎日って結構こういうことの積み重ねだと思うんだよね。

    私も気をつけよう って思った出来事。
    (自分とこで書けよ!って話。笑)

  2. umiさん

    ありがとう。
    意味、とってもとってもわかるよ。

    ずっとこぐまとむーとリビングで密集暮らしをしていて
    仕事ぐぐーってやっててわりとヘトヘトで昨日は外に出たんだけど
    取材したり打ち合わせしたりしてるうちに心が軽くなったんだ。
    そして、書いたような感覚が浮かんで
    そのことを書いておこうって思ったの。

    コンビニでの出来事、ありありと浮かんで、胸が痛い。
    後味良くないね。そこにもう行きたくないって思うね。
    もっと哀しい気持ちの人にだったらって、ずらすことができたの偉い。
    遭遇しちゃうよね、そういうことってね。

    宇宙も、星である人間たちも果てしなく広いけど
    小さく光っている小さい空間があってそこで光るのもいいな。

    人は星 っていう概念のなかには、
    人は人を支配しようとするけど支配しようがないんだよっていうことが含まれている。
    不機嫌とか暴言とか態度で人を支配しようとするっていうのが一番醜いと思う。そういう醜さを持ってしまうものだと気づいておきたい。

  3. 人は星 っていう概念のなかには、

    からの言葉は本当に、、、って思う。
    私もそういう醜さに気を付けようって思ったよ。
    大事なこと、改めて教えてくれてありがとう。

  4. umiさん

    ありがとう。
    ね。
    そう思うからこそ、あからさまにそれを疑っていない人に対してはどうしようもなく反応が出てしまうんだけどね。

    支配欲っていうのは、すごい快感を伴うんだろうね。ほかの辛さを打ち消すぐらいの。戦争、虐待・・。
    だからといって許すわけにはいかん。

  5. 支配欲が快感 って怖いな。
    この世の中には自分では到底想像もできないような人がいる。
    その怖さをちゃんと知っておいて
    自分が壊されないようにしないといけんな。

    その傲慢さに必ず代償があるようにと呪いたい。
    呪いって書くとそれもまたそれだけれど
    そのくらいは許して欲しい。笑

  6. umiさん
    いま読んでる小説にまさにそういう描写があって、世界のどこにでもこれってあるんだなと実感した。
    たとえば最近むーが不機嫌で、ぴりぴりしてるし、そういう空気吸ってるとお腹が痛くなる。
    呪うレベルではないんだけど、ね。
    ダメージ受ける自分だめだなぁと思うけど、そう思った後、いや、ダメージ受けるよそりゃあ、って思い返してる。

  7. いや、ダメージ受けるよ。
    ネガティブな言葉ばかり放たれると、グッタリする。
    この前私は相方に注意というか、軽ーく言ってみたんだけど
    更に面倒な展開になって諦めた。

    流すしかない。ある程度は付き合わないと
    それはそれで面倒なことになるからてきとーに相槌するけど
    勝手に話させといて、なんとなく戻せるようにする。
    じゃない時は離れるようにしてる。

    こっちは悪くないからね。うん、悪くない。

  8. umiさん

    ありがとう。
    軽く言うとさらに面倒な展開・・・あるある!!
    しかもその台詞を忘れないんだよなぁ。

    朝ごはんのときにずーっとネガなこと言い続けるんだ。

    うん、悪くない!
    umiさんも、よくやってるよーんよーん!!はぐ。

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