ずっと避けてた人が関わる仕事がまたある。
2カ月前にもあったけど、取材先で一度同席しただけ。
相手も私がそのひとを避けていることを伝え聞いているようで(業界は狭い)、距離のある会話だったし、私も現場で乗り切れたし、原稿を書く間はとても気持ちが重かったけど修正もなくクリアした。
次は月末で、ほんとうは現地の大阪に行った方がいいんだけど
同じ出版社の別件の仕事4件の終わりが見えない感じなので(ラフも届く気配なし)
とりあえずオンライン参加にしている。
資料として読んだ本は、去年私がお断りして、別のライターさんが書いた本なのだけど
その文章のはしばしに、その人が介入して各方面に忖度して印された痕跡や諸事情が透けて見えて読みながら、お腹がキリで刺されるように感じる。
断ってよかった、と思う。白い紙の上の明朝体が指先から伝わって体をこわばらせる。
夕べ、ccでメールが届いた。
取材当日はその人も出張帰りで忙しいからオンラインにしたいけど、
現場は大丈夫なのか、2本分の話を1時間で聞ききれるのか?
自分が現場に行って相手と繋いだ方がいいんだろうけど
忙しいし、まあ、常々懇意にしている研究者だから会ったら30分ぐらいは別件で
話をして盛り上がりたいんだけどねなどとつらつら書いてきてる。
相変わらずだな。
そして私だけじゃなくて誰にでもこの調子なんだろう。
けれどそのメールを読んだあと夕べなんともいえない気持ちになって
今朝も起きてからずっとため息が出てしまう。
一切、関係を断てばいいと思うけど、このジャンルに幅広く関わっている人なので、
不意打ちのように関わりを持つことになる。
こうして体にも心にも堪えてしまうことを自覚して、
ああまたやられているなぁと思って
それから、これはここまでの道、終わったことだ、ここから先は新しい道、と思って
空を見よう。
仕事のうちの、20分の1ぐらいしか占めない話だ。
それに仕事だって24時間のうちの半分だ。
残りは自分のもの。
この仕事で得たお金を、ひとり、喫茶店で本を読む時間に使おう。
そうして、ハンドルを取り戻していこう。そもそもハンドルはこの両手で自分が握っているんだし。
透けて見えるような事をする奴って嫌だね。
完全に関わりのない場所に行っても目に入ると一気に嫌な気持ちになるから
絡まなきゃいけない状況はキツイね。
極力 距離を取って が正解なんだろうけど、反射で感じる自分の感覚は
きっと正しいのだなと毎回思うよね。
本当に どうしようもない人 ってそこかしこにいて
なぜもっと上手にというか普通に居てくれないのかと思う。
できるだけ上手に自分の心をコントロールして
嫌な時間 を極力短くできるように。
はいはいこれはしごとですから
それも私が大事にしたい部分ではない仕方の無い部分ですから
と心を別のところにぽこっと置いてやり過ごそう。
そしてすぐに自分にご褒美をあげるのだ!笑
umiさん
ありがとう。
なんかすごく、すごく、救われた。
年末、年度末にかけて、製薬系の仕事が毎年増えるの。予算消化ってやつだと思う。
それで、遭遇することが増える。
もう、全部わかってくれてるなって思った。
「なぜもっと上手にというか普通に居てくれないのか」、というその言葉、ほんとうにそう。
そういう輩がエネルギーを得るようなサイクルが地球に起こっているのかな。トランプ然り、自治体の首長然り。
そういえばumiさんが声をかけてくれたのも、そのひとにどっぷりやられていたときだった。
そのころからしたら私はずいぶん遠くを歩けるようになったと思う。
そういうやつらとは別の世界に居ると思っていても、エネルギーが減ってくると
巻きこまれてだめになるから、
ほんとだね、自分にご褒美にしよう、それだ!
いま、こぐまも非常に落ちていて、
落ちていると私が忙しい状況っていうことがストレスのようで。
いやー、まいったまいった。
umiさんの最後の1行を、いつも思い出すことにする。
もうね、仕事がいやだー
お正月だけでも休みたい。
もう絶対休む・・・
泣き言言いました。
うんうん
翠雨さんの軌跡もまた振り返ってみると
今立っているスタンスとは少し変わってきたよね。
我ら、少しずつだけど
ちゃんと呼吸できるようになってきてる。
一歩引いたところに立って、うん、今の自分こうだなって
思えることもできる時があるよね。
一緒に歩んでくれて本当にありがとう。
そうだねー
ちょっとしっかりお休みするのもいいよね。
休める時に休む。これも大事な自分へのお返しなんだと思う。
今日さ、例のKさんの酷い話を聞いて
その事について 戦う か、考えているところ。
言って変わってくれるかもっていう期待なのか、はたまたただの怒りなのか。
怒りならば私が自分の中で鎮めればいいと思うのだけれど、
変わってくれるかもという期待ならば、それはまた別の話だなと。
少し考えてみようと思ったけど、ここに少し書いてちょっと整理できたよ。
物事って、考え方って、想いって多面性あるなぁ〜ってつくづく思った。
umiさん
うん、確かに呼吸できるようになっている。
そして、その場に踏みとどまる重力も重たくなっている(体重も・・・あわわ・・・)
Kさん、まだやらかしとるんかい!
そんなふうに考えるんだね。ただの怒りなのか、変わるかもという期待なのか。
umiさんは、それに対して力の出し方、伝え方の微調整をしながらやっていく。
その働きかけがたとえ空振りに見える結果となっても
いつかはどこかから、ぽーんとはね返ってきてその人の気づきになるチャンスになるかもしれない、
ならないかもしれない、神のみぞ知ることなのかも
すべてumiさんの行動の責任ではなくて、
ほんと、umiさんのそのときの気の向くままの偶然に委ねてもいいのかも。
今日もあなたがおいしい空気を吸えますように