このところ、朝6時から夜6時まで、料理する以外はずっと書いている。日が暮れるころには、もう金輪際1文字も処理ができないと思うのに眠って朝が来ると諦め半分に「はじめるか……」という気持ちになる。
眠っている間に全身が一斉に摩耗した細胞を繕ってくれている。朝、目を覚ますと、朝が来てよかったなと思う。
冬の光は、いちばん綺麗だなと思う。朝、ベランダにアイビーを出してスプレーで葉っぱに水分を与えると、スリッパの底にカサカサと枯れ葉がくっついていた。冬の光も音も好きだ。そう思ったときに、もうすぐやってくる新年のこととか、その先にある春の霞んだ空気なんかを想像して体がすくむ。大ぐくりで次の季節が来るということが怖い。今日も日が暮れて明日が来る、という小さいサイクルのなかでは安心していられるのに。
きのう、どうしても都合がつかなくなり予定されていたランチをキャンセルした。その相手は、話す予定だったことをオンラインで提案した。ある科学系媒体をとりまとめないか、ライターとしてだけでなく複数のライターをとりまとめる仕事を任せたいとのこと。これまで、出版社に席をおく、ということは断ってきた。でも、もうそういうことをする段階なのかなとちらっと思ったりして。「それをお引き受けするといまやっている仕事をかなり減らすことになるので即答できません」と返事した。いま、一件一件をこなす範囲でなら持ちこたえているけれど、仕事の質が変わって、時間もしばられるということは「季節の変化をもちこたえられない」のと同じことじゃないのかと思う。そのひとは、話の合間に「そういえば」と書面でもらえるはずだった予算について、言い値を言ってくれと持ちかけてきて、書面ではなく言葉で決まってしまう。こういうのが商売のセンスというものなんだろうか。そういうスリルが楽しい人もいるんだろう。私は何が楽しいんだろう。
冬は日の暮れ方がはっきりしているから夜になると諦めがつきやすい。布団に入って、まだまだ続く「ミレニアム」を読む。登場人物の女性たちがとにかくタフだ。ストーカーにしかけられたガラスでかかとをざっくり切っても、対抗するためのゴルフクラブを各部屋に置く。忖度して誰も言い出せないことを会議で涼しい顔で繰り出す。気に食わない相手に対して笑ったりしない。好んで戦っているわけではない。ただ、自身の境界線がはっきりとしていて、軽蔑すべきことを受け入れられないだけ。お前も腹をくくれと言われているみたいだ。
昨日の文章に引き続き、めっちゃ書きたい!
おんなじようなところにいるなぁーって
少し違うかもだけど、なんかうんうんとなってるけども
これから買い出しに行くからまた改めて。
書いてくれてありがとう
おんなじところにいる感じで、頑張ろうと思えたよ。
わ、こわ!
いまふと見たら書き込んでくれてたー!
うん、そうなのいままさに、umiさんもそういう感じなのかなと思っていたの。
なんだろうな。むーに相談したら「責任が生じるよ」と言われた。
自分はなんだかんだいって、つねにともに暮らしているから、仕事の実作業以外は
いつも気配を感じているし頼ってもいるんだよね。
そういう弱さもひしひしと感じていると、変化は怖いんだなと思った。
まだ仮定の段階なので、でも、このところ仕事でも、ひとりですべてやることが増えていて、
そういう意味でフェーズの変化を感じてる。
今日はこれ書きながら、umiさんなら、これとこれを整理してごらんって言ってくれるのかな
まあ、自分も頭が落ち着いてからかな、いまはこのメンタル状態ではものごとの判断はできぬ、なんて思ってた。
落ち着いてからでぜーんぜんいいからね。
天啓がくることもあるけど自分で地道に考えにゃならんこともあるね。またね。
人生とは 判断と決断の繰り返し って最近よく思う。
変わっていくことも、善きと悪き があって
正解なんてわからないものもある。
ただ、「簡単に軽くやってみよう」と出来るものとそうじゃないものがあるから
今回のようなケースではとても難しいよね。
ちょうど自分が思うようなタイミングだったら進んでみようと思うけど、
そうじゃなかったら大きく迷うと思うなぁ、、、
「季節の変化をもちこたえられない」
なるほどなぁ〜私も少し、そういうとこあるかもな。
自分自身については 後悔のないように生きたい と思ってるから
そういう思いで日々日々生きてると、案外積極的な行動を起こせてる気もするし
小さな間違いなんて山のようにあるけれど、よく自分の頭ん中と話し合ってる気がしてる。
その中であんまり先を考えてはいないなぁって思うのは一緒で
私も少し怖くなる。これは翠雨さんと一緒の不安ではないと思うけど
不安なんて生きてれば一生付きまとうものだと気が付いたので
自分が安心できる小さなサイクルで、、、というのに賛成。
例えば言われているその仕事にも絡んでくるけれど
やっぱり外で働こうとすると「いつまで?」っていうのが必ずあって
長くその会社やら所属する場所にいたいならともかく、そうじゃない場合は
辞めやすい環境である、というのも、私たちのような人間には必要だと思う。
新しい環境で、得られそうなことは何か?興味があることはあるか?
それは今の自分にいい感じか?
少し想像してみるのもいいかもしれない。
また気持ちの整理に私が少しでもお役に立てそうならいつでも言ってね。
ありがとう。
ああそうだな。不安は生きてればつきまとうよね。
不安を持つから生き延びられるわけで。
「辞めやすい環境」確かに大事。
それはなさそうだから、
私はやっぱり自分のペースを守れるほうを選ぶだろうな。
umiさんが提案してくれた項目、想像してみるね。
自分の想像がつかない仕事に手をのばせるからフリーなのであって
なにかに縛られると、手を伸ばせなくなる。
そこで削られるものが意外と大きいように思ってきた。
今日はこっちはいい天気。
もう少ししたら外にでてすこし歩こう。