いろんな人が歩いている。
働いたり、オートバイで配達したり、犬の散歩したり。
生産しなければならないと誰が決めたのだろう。
もはやこの世界は、生産していない人のほうが圧倒的に多い。
生産といってもいろいろで
野菜を育てるのだって日光や土や雨の仕事だし
人間はこうして生きて死んでいくだけなのに
なんで“創る”にこだわっていたんだろう。
朝が来たら起きて、暗くなれば眠るだけでよかった。
創ることがよそにいったら、消費することも遠くなった。
うるさい声が届かないところで丸くなっていたい。
明日の私はこれに反論するだろうか。